US — The Verge
Flockは契約解除の要請を無視し続けている
セキュリティ1分で読めます
防犯カメラ会社のFlockが、契約を終えたいという自治体の要請に応じず、問題になっています。自治体によっては、カメラを物理的に切るしかありませんでした。
何が起きたのか
アメリカの各地で、Flockとの契約を打ち切る自治体が増えています。しかし、実際に契約を終えるのは難しい場合があります。ミネソタ州プリマス市では、市議会が9月に契約終了を決めました。ところが会社からは何の返事もありませんでした。カメラは1か月以上そのまま動き続けました。そこで警察署長が、カメラの電源コードを抜きました。
押さえておきたい数字と事実
- プリマス市では、契約終了の決定後、1か月以上カメラが動いたままだった
- 近くのデイトン市では、会社が撤去に最大60日かかると答えた
- デイトン市では、警察が作業をしないよう求めた後も、会社がカメラ2台を無断で再稼働させた
- イリノイ州のエルジン・コミュニティ・カレッジでも、契約解除後に会社がカメラの撤去を拒んだ
Flockとは
Flockは、車のナンバープレートを自動で読み取るカメラを自治体などに提供している会社です。こうしたカメラはALPRと呼ばれます。カメラが撮った記録は、犯罪捜査などに使われます。そのため、プライバシーを心配する人も多くいます。
なぜ大切なのか
自治体が契約を終えても、カメラが動き続ければ、住民の車の情報が集められ続けるおそれがあります。市民が自分たちで決めたことが守られない、という問題でもあります。自治体がカメラの電源を直接切るような事態は、契約の仕組みそのものに課題があることを示しています。
今後注目したいこと
- Flockが自治体の要請にどう答えるか
- デイトン市などで、撤去作業がいつ終わるか
- 他の自治体で、契約解除がスムーズに進むかどうか
- ロサンゼルス市のように、別の会社のカメラに切り替える動きが広がるかどうか
用語解説
- ALPR
- 車のナンバープレートを自動で読み取るカメラのことです。