KR — ZDNet Korea
Duksan NEXCORE、IPNT学術大会で衛星測位システムの研究を発表
宇宙2分で読めます
韓国の企業Duksan NEBCOARSが、済州島で開かれる「2026 IPNT Conference」で衛星測位の研究を発表します。会議は3月3日から7日までです。
何が起きたのか
Duksan NEBCOARSは、特殊な航法(ナビゲーション)装置や、電波妨害に強いシステムを作っている会社です。同社は、済州島で開かれる会議で、GNSS(全地球航法衛星システム。GPSのような位置情報の技術)についての研究を発表します。会議は航法システム学会が主催し、テーマは「時間をつなぎ、空間を広げる:K-PNTエコシステムの未来」です。同社のパク・ギウ取締役は、3月5日と6日に二つのセッションの議長を務めます。
押さえておきたい数字と事実
- 会議期間:2026年3月3日から7日まで(済州島)
- 議長を務める日:3月5日(電波妨害対策)と3月6日(受信機とアンテナ)
- ナロ号とヌリ号のロケットに、衛星測位の受信機を納入(ヌリ号は1号から5号の打ち上げを含む)
- 防衛向けに、電波妨害に強い衛星測位ソリューションを提供
やさしい用語の説明
衛星測位は、物の位置を見つけるための仕組みです。電波妨害は、この信号をじゃましたり、混乱させたりすることです。だから、妨害に負けない技術がとても大切です。PNTは、測位(位置を知る)、航法(進む道を決める)、授受時刻(正確な時刻を知る)の略です。K-PNTは、こうした技術を韓国で広く育てるための取り組みです。
なぜ大切なのか
ロケット、人工衛星、防衛システムには、信頼できる衛星測位が欠かせません。同社は、妨害への防御と高精度な航法の研究が、韓国のK-PNTエコシステムづくりに役立つと説明しています。忠南大学との共同研究では、低軌道衛星の軌道予測と、複数のGNSSをSBAS(測位をより正確にするための衛星ベースの補正システム)と組み合わせた比較も扱っています。
今後注目したい点
- 3月5日と6日に、研究結果が会議でどう発表されるか
- 受信機試験のロール角(機器が左右にどれだけ傾くか)について、より詳しい情報が出るか
- 電波妨害対策の技術を使った新しい防衛・宇宙分野の契約が生まれるか
用語解説
- Duksan NEBCOARS
- 特殊な航法装置や電波妨害に強いシステムを作る会社。
- GNSS
- 全地球航法衛星システム。GPSのように衛星から位置を知る仕組みの総称。
- IPNT Conference
- 航法や測位、時刻の技術について話し合う、済州島で開かれる会議。
- K-PNT
- 測位・航法・時刻の技術を韓国で広く育てるための取り組み。
- SBAS
- 衛星を使って測位の誤差を減らす補正システム。
- ロール角
- 機器が左右にどれだけ傾いたかを示す角度。