US — The Verge
NASA、商業宇宙産業にハッブル救済の期待
宇宙1分で読めます
NASA(アメリカの宇宙機関)は、ハッブル宇宙望遠鏡の寿命を延ばす方法を民間企業から募集しています。ハッブルは少しずつ地球に近づいており、このままでは2030年代前半から半ばに役目を終えるおそれがあります。
何が起きたのか
ハッブル宇宙望遠鏡は、重力のえいきょうで少しずつ地球のほうへ落ちています。すぐに大気で燃えつきる心配はありませんが、軌道を持ち上げてもらわないと、2030年代の前半から半ばごろに寿命が尽きます。そこでNASAは、民間企業からアイデアを集める「情報提供の依頼(RFI)」を出しました。受付は11月30日午後3時(米国東部時間)までです。
知っておきたい数字と事実
- ハッブルが役目を終えるのは、軌道を持ち上げなければ2030年代の前半から半ばごろと見込まれています。
- 情報提供の受付は11月30日午後3時(米国東部時間)に締め切られます。
- NASAの長官ジャレッド・アイザックマン氏は、宇宙にある既存の設備の寿命を延ばす方法が安くて効果的なら、それを調べるべきだと述べています。
ハッブルとは
ハッブル宇宙望遠鏡は、地球の周りを回る望遠鏡です。宇宙の奥にある星や銀河の写真を撮り、多くの発見をしてきました。宇宙にあるものを直す・動かすのは地上よりずっと難しいため、今回は軌道を上げる方法がポイントになります。
なぜ大切なのか
アイザックマン長官は、ハッブルの寿命が延びれば、もっと多くの発見や科学の成果が得られると話しています。宇宙の仕組みを知る手がかりを守ることにもつながります。また、民間企業の力を借りて安く寿命を延ばせるなら、税金の使い方としても注目されます。
これから注目したい点
- 11月30日の締め切りまでに、どの企業がどんな案を出すか。
- NASAが集まった案の中から、実際に軌道を持ち上げる方法を選ぶかどうか。
- 選ばれた場合、費用や実施時期がどうなるか。
用語解説
- NASA
- アメリカの宇宙を研究し、宇宙開発を進める政府の機関です。