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RadianX、充電不要の太陽光駆動デバイスを提唱
半導体2分で読めます
RadianX(ラディアンエックス)というスタートアップが、電池の充電や交換がいらない機器を目指す新しい太陽電池を発表しました。屋内の弱い光でも発電できるのが特徴です。
何が起きたのか
RadianX は、「ペロブスカイト」と呼ばれる種類の材料を使った新しい太陽電池を開発しました。この材料は屋外では既存の太陽電池と同じくらい良く、屋内で光をエネルギーに変える力は約2倍です。同社は、電池がなくても動き続ける小型機器を目指しています。
数字で見るポイント
- 調達額は シード資金 500万ドル(約5億円)です。
- 製造ライン用に、Pacific Union Technology Precision Manufacturing から 400万ドルの非希薄化投資を受けます。
- 1.2メートル×0.6メートルのパネルで、光を電気に変える効率は 22.33% です。同社によると、これは過去最高記録です。
- パネルは薄いものでは 0.7ミリメートル まで作れます。
太陽電池とペロブスカイトとは
太陽電池は、光を電気に変える板です。これまでの多くは「シリコン」という材料で作られてきました。ペロブスカイトは新しい材料の一群で、発電効率が高いのが魅力です。ただし、まだシリコンより高価で、耐久性もやや低いという課題があります。電子機器も、これまではシリコン向けに作られてきました。
なぜ大切なのか
スマートウォッチや電子書籍リーダー、工場のセンサーなどは、電池の交換や充電の手間があります。部屋の明かりだけで動くなら、そうした手間が減るかもしれません。同社は、パネルそのものではなく、電源ユニットとして機器メーカーに売る計画です。これにより、機器を作る会社は電源の心配を減らせます。
今後の注目点
- 商業量産ラインが実際に動き出すかどうか
- ペロブスカイトの耐久性とコストがどこまで改善するか
- 機器メーカーが RadianX の電源ユニットを採用するかどうか
- ロボットやウェアラブル機器など、予想外の使い道が出てくるかどうか
用語解説
- RadianX
- 屋内の光でも発電できる新しい太陽電池を開発するスタートアップ企業です。