DE — heise online
Microsoft、8GB搭載PC向けにWindowsを最適化
ソフトウェア2分で読めます
マイクロソフトは、メモリが8GBしかない安価なパソコンでWindowsを速くしたと発表しました。メモリが少ないパソコンでも、普段の作業に使いやすくすることが目的です。
何が起きたのか
マイクロソフトは公式ブログで、8GBのRAM(メモリ)を積んだパソコンでWindowsの動きをはっきり速くしたと説明しました。RAMは、コンピューターがプログラムを動かす間に使う速い記憶領域です。社内の実験では、Windowsの反応は最大20%速く、同時作業(マルチタスク)は最大40%速くなったとしています。この機能を使うには、Windows 11 バージョン26H2が必要です。また、最新の更新をすぐに受け取る設定をオンにする必要があります。
数字で見るポイント
- 8GBのパソコンで、反応が最大20%速くなった(社内実験)
- ブラウザのタブ20個、4K動画、大きなWord・PowerPoint・Excelファイルを開いたデモで、同時作業が最大40%速くなった
- メモリが少ない機種では、メモリに置いておける作業データが最大2GB増えた
- Word、PowerPoint、Excel、Outlookをあわせて使うと、メモリを360MB節約できた
- 8GBのパソコンではTeamsの起動が最大20%速くなった
なぜ今この話題なのか
新しいWindowsほど多くのメモリを使う傾向があります。さらに、メモリの値段が上がると、8GBだけを積んだ安いパソコンが増えやすくなります。マイクロソフトは以前からWindowsのメモリ使用量を減らすと約束しており、今回その最初の目標を達成したと説明しています。また、新しい機械の性能が上がっていることも示しました。あるテストでは、2026年モデルのDell XPS 13(8GB)が、2021年モデルの8GB機よりマルチコアCPUの性能を最大94%高く出しました。
なぜ大切なのか
8GBのパソコンを使っている人は多くいます。Windowsがこうした機械で快適に動けば、長く役立ち続けられます。マイクロソフトは、アプリが同じ部品を共有し、それぞれが別々に持たないようにすることも目指しています。そうすれば、全体のメモリ使用量を減らせます。会社はメモリ圧縮の改良や、パソコンメーカーとチップメーカーによるメモリ使用の削減にも取り組み続けるとしています。
今後注目すべき点
用語解説
- RAM
- コンピューターがプログラムを動かす間にデータを一時的に置く、速い記憶領域のこと。
- Teams
- マイクロソフトのオンライン会議やチャットのアプリ。
- WinUI 3
- Windows向けのアプリを作るための新しい画面部品の仕組み。
- Dell XPS 13
- Dellが作っているノートパソコンの機種名。
- 世界中で使われているメッセージアプリ。Windows版もある。