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UNNET、KOSCOMの次世代元帳システムに「タランチュラDB」を供給
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UnitNetという会社が、自社のデータベース「TarantulaDB」を韓国の証券情報会社KOSCOMの新しい基幹台帳システムに納入したと発表しました。韓国の金融業界で、基幹業務システムにクラウド前提の設計を使う数少ない例の一つです。
何が起きたのか
UnitNetは、自社のデータベース「TarantulaDB」をKOSCOMの次世代台帳システム事業「Power Base 5th Generation」に提供したと発表しました。新しいシステムは、古いシステムと新しいクラウド技術を組み合わせた混合型です。古いシステムは安定して動いているC言語で書かれています。新旧のシステムを並べて動かすので、新しい方が育っている間も金融取引は止まりません。
主な数字と事実
- TarantulaDBは、無料のオープンソース・データベースであるPostgreSQLの上に作られている
- 古いC言語のソースコードをJavaへ移す計画である
- KOSCOMは、業務仕様書の作成と試験の自動化にAIを使った
- KOSCOMは独自のJava開発基盤「FICO」を使った
- 各サービスへの処理の負荷は、システム全体に分散されている
台帳システムとは
台帳システムは、お金の出入りという公式の記録を保つ仕組みです。大量の取引を間違えずにさなければなりません。TarantulaDBは、PostgreSQLに機能を足したものです。たとえば、メインのデータベースが壊れたときに、自動で予備に切り替える機能があります。また、作業を複数のサーバーに分けて、サービスが止まらないようにします。
なぜ重要なのか
銀行や金融会社は、クラウドへの移行、IT の近代化、コスト削減を進めています。そのため、業務で使うオープンソース・データベースへの関心が高まっています。UnitNetのCEOは、安定性と技術サポートがこの分野の強みだと話しています。今回の事例は、韓国の基幹銀行システムでもオープンソース系のデータベースが使えることを示すかもしれません。
今後の注目点
- 取引量が増えても、新旧の混合システムが順調に動くか
- ほかの韓国の金融会社も、PostgreSQLをもとにした商用データベースを採用するか
- 古いC言語のシステムが、新しいJavaベースのシステムに完全に置き換わるか
用語解説
- UnitNet
- TarantulaDBというデータベース製品を提供している会社です。
- TarantulaDB
- PostgreSQLの上に機能を追加した、商用のデータベース製品です。
- KOSCOM
- 韓国の証券業界向けに、取引や情報のシステムを提供する会社です。
- PostgreSQL
- 無料で誰でも使えるオープンソースのデータベースソフトです。
- FICO
- KOSCOMが使っている、Javaで作られた自社の開発基盤です。