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25年ぶりの新しい繊維「renoa」の着心地はどうか
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Everbloom(エバーブルーム)という新興企業が開発した新しい繊維「renoa(レノア)」は、カシミヤに似た手触りを目指す素材です。洗濯に強く、安くなる見込みだと言われています。
何が起きたのか
記者は、ニューヨークにあるEverbloomの本社で、renoaを使った製品を試しました。セーター、手袋、マフラーなどです。renoaは、カシミヤやウールの切れ端、羽毛を作る時に出る細かいくずなど、廃棄される動物性のたんぱく質から作られています。これを粉にして、生分解性のあるプラスチックのような材料(バイオポリマー)と混ぜ、細い糸にします。
数字で見るrenoa
- アメリカの連邦取引委員会が、25年ぶりに新しい繊維の分類として認めた
- 開発には3年かかり、いま量産に向けて規模を広げている途中
- 最初の製品はカシミヤ80%、renoa 20%の混紡(こんぼう)になる見込み
- 最初の製品は2027年第2四半期(4〜6月)に市場に出る予定
カシミヤの問題点
カシミヤのセーターは人気ですが、値段が高く、手入れが難しい素材です。さらに、カシミヤを作るヤギが中央アジアの草原を荒らしていると指摘されています。renoaは、こうした問題を減らす代わりの素材として期待されています。
なぜ大切なのか
もしrenoaが本物のカシミヤに近い感触で、洗濯にも強く、安く作れるなら、今まで高くて買えなかった人にも、やさしい服が届くかもしれません。記者は、洗濯や乾燥機に入れても毛玉ができず、縮まなかったマフラーを見て、実用性に感心しました。
今後注目すべき点
- 2027年に最初の製品が店頭に並ぶかどうか
- 実際の服になった時にも、カシミヤと同じ柔らかさや耐久性を保てるか
- 価格が本当に手頃になるか
用語解説
- renoa
- 廃棄される動物性たんぱく質から作られた新しい繊維。カシミヤ風の素材を目指している。
- Everbloom
- renoaを開発しているニューヨークの新興企業。
- カシミヤ
- ヤギの柔らかい毛で作られた高級な素材。
- バイオポリマー
- 植物などから作られ、自然に分解されやすいプラスチックのような材料。