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SBTグローバル、韓国電力技術の財務会計システム高度化を完了
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IT企業のSBT Globalは、韓国電力技術(KEPCO E&C)の会計システムの更新を終えたと発表しました。会社の基幹業務システム(ERP)を最新版のSAPに移し、予定より2週間早く完了しました。
何が起きたか
SBT Globalは、韓国電力技術の財務会計システム(iKOER)の更新を終えたと発表しました。古いERPシステムを、最新版のSAP S/4HANA 2025へ移しました。ERPとは、お金や資源などの会社の中心的な仕事を管理するシステムのことです。SBT Globalは3月から約8か月かけ、この作業をほぼ一社で行いました。古い機器の取り替え、仮想環境への移行、利用者が使いやすいWebポータルの作り直しも行いました。さらに、セキュリティを高めるため、自社のデータ隠蔽ツール「CubeOne」も加えました。
主な数字と事実
- プロジェクト期間:約8か月(3月開始)
- 本番稼働の予定日:9月21日
- 実際の本番稼働日:9月7日(2週間早い)
- 稼働後の安定化期間:約10日間。専任のヘルプデスクを設置
- 韓国の公的機関として初めてSAP S/4HANA 2025を使う例とされる
ERPの更新が難しい理由
多くの大企業は、日々の仕事をERPで動かしています。こうしたシステムは定期的に更新が必要です。しかし、新しい版に切り替えるとエラーが起きたり、システムが止まったりすることがあります。SBT Globalは、各工程を事前にテストし、切り替え前に起こりうる問題を確認することで、そのリスクを減らしたと説明しています。
なぜ重要か
公的機関が、複雑な業務システムを予定どおりに、大きな失敗なしで移行できた例は意義があります。SBT Globalにとっては、技術力を示す実績になります。同社は、この経験を生かして公共分野のデジタル変革案件や、企業間(B2B)のIT業務を増やしたい考えです。
今後の注目点
- システムが長期間、安定して動き続けるか
- SBT Globalが公共分野のデジタル変革案件を新たに受注するか
- 自社のセキュリティツールCubeOneが、他の公共や民間の案件でも使われるか
用語解説
- SBT Global
- ITソリューションを提供する会社。今回の会計システム更新を担当した。
- ERP
- お金、人、物などの会社の中心的な業務を一つにまとめて管理するシステムのこと。
- SAP S/4HANA 2025
- ドイツのSAP社が作る、ERPの最新版ソフトウェアの名前。
- iKOER
- 韓国電力技術の財務会計管理システムの名前。
- CubeOne
- SBT Globalのデータ隠蔽(スクランブル)ツール。データを読めない形に変えて守る。
- B2B
- 会社と会社の間で行う取引やサービスのこと。