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火星由来の希少な隕石が、古代の地殻を見せてくれる

宇宙2分で読めます

火星から地球に落ちてきた隕石(いんせき)のひとつ、Teghaza 001 が、少なくとも41億年前にできた古い岩だと分かりました。火星の古い岩が地球でとても珍しい理由を考える手がかりになる発見です。

何が起きたのか

NASAのジェット推進研究所の研究者 Yang Liu さんたちのチームが、2022年にマリのサハラ砂漠で見つかった火星の隕石 Teghaza 001 を調べました。その結果、この石は少なくとも41億年前にできたと分かりました。見つかった火星の隕石の中で、古いものはこれで3つ目です。

数字で見ると

  • 火星の表面の多くは30億年より古いと、クレーター(くぼみ)の数から考えられている。
  • 地球で見つかった火星の隕石の主な3つのグループは、どれも24億年前かそれより新しい。
  • 古い火星の隕石は、これまで「アラン・ヒルズ84001」(南極で発見)と「ブラック・ビューティー」(北西アフリカで発見)の2つだけだった。
  • Teghaza 001 は、少なくとも41億年前にできた。

地球に来る火星の石のかたより

火星の石が地球に届くには、大きな衝突で岩が火星の外へ飛ばされる必要があります。しかし、もろい岩は衝突に耐えられず、飛び出せません。Liu さんは、この自然のふるいのせいで、地球にある火星の隕石は偏った集まりになっていると話しています。ブラック・ビューティーは、火星の上空からの観測データと成分が似ていますが、土と小さな岩のかけらが混ざった石です。一方、Teghaza 001 は、ひとつのまとまった火成岩(マグマが冷えて固まった岩)です。

なぜ大切なのか

古い火星の岩を直接調べられると、火星が若かった頃の地殻(地面の表面近くの岩の層)の様子が分かります。Liu さんは、この石が地球最古級の岩に似ていると話しています。古い岩が地球でほとんど見つからない理由を解き明かす助けにもなります。

これから注目したいこと

  • Teghaza 001 をさらに詳しく調べて、火星の初期の地殻の姿が明らかになるか。
  • 地球で見つかる火星の隕石が、火星の表面の岩とどれくらい似ているのか。
  • 「自然のふるい」の考え方を裏付ける新しい隕石が見つかるか。

用語解説

Teghaza 001
2022年にマリのサハラ砂漠で見つかった火星の隕石。少なくとも41億年前の古い岩。

出典: Ars Technicaで原文を読む ↗

この記事は原文をもとにAIがやさしい言葉で書き直した解説です。事実関係は原文をご確認ください。

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