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OpenAIのサム・アルトマン氏、個人保有のDRAMは「ひどい」と発言
半導体2分で読めます
OpenAI のサム・アルトマン氏が、パソコンの中でメモリ(DRAM)が使われずに眠っているのは「ひどい」と語りました。また、値段を押し上げている半導体不足は半導体メーカーのせいではないと述べました。
何が起きたのか
アルトマン氏はポッドキャスト「Cheeky Pint」で、メモリチップの高い値段について話しました。彼は、クラウドではなく利用者のパソコン上で動く「ローカルAI」が不足をさらに悪化させると述べました。さらに、今は市場の「見えざる手」がうまく働いていないとも語りました。そして、OpenAI が計画しているデータセンターの増設を擁護しました。
押さえておきたい数字
- メモリチップ(DRAM)の価格は1年以上にわたって何倍にも上がっています。
- アルトマン氏によると、家庭のパソコンのDRAMは約5%の時間しか使われていません。
- アルトマン氏は2023年に、36か所の新しいデータセンターを作るため約7兆米ドルを求めました。この計画はうまくいきませんでした。
- パソコン市場は2026年第3四半期に大きく落ち込みました。
なぜメモリが足りないのか
AIのデータセンターは、とても大量のメモリを必要とします。そのため半導体メーカーは、工場の生産をHBMやLPDDRといったデータセンター向けの特別なメモリへ移しています。その結果、普通のパソコンやスマートフォン向けのメモリが減り、これらの機器の値段も上がっています。アルトマン氏は、発電機、電池、セメント、鉄鋼も値段が上がっている材料として挙げました。
なぜ大事なのか
メモリ不足によって、パソコン、スマートフォン、グラフィックボードは、普通の買い手にとって高くなります。アルトマン氏の発言は、AI企業が限られた部品を奪い合う競争の中にいることを示しています。また、データセンターを作るロボットという構想は、AI企業がどれほど大きく成長したいかを表しています。
今後注目したいこと
- 業界は少なくとも来年まで値上がりが続くと見ており、メモリチップの価格が上がり続けるかどうか。
- 半導体メーカーが新しいメモリ工場を建てるかどうか。
- データセンターを建てるOpenAIのロボットが実際に作られるかどうか。
用語解説
- DRAM
- パソコンやスマートフォンで、作業中のデータを一時的に置いておく記憶用の半導体です。
- HBM
- AIの計算用に作られた、高速で大容量のメモリです。
- LPDDR
- スマートフォンなどの省電力機器に使われるメモリの一種です。
- データセンター
- インターネットのサービスやAIを動かすための、大量のコンピューターを置く施設です。
- ローカルAI
- クラウドではなく、利用者自身のパソコン上で動かすAIのことです。
- OpenAI
- ChatGPTなどのAIを開発している会社です。