UK — The Register
オープンソースのキーボード、磁石付きのレゴブロックのように部品を交換可能
デバイス1分で読めます
磁石でくっつく部品を入れ替えられる、オープンソースのキーボード「Keybytes」の話です。キーボードの一つひとつのキーを、好きな配置に組み替えられます。
何が起きたか
Keybytesは、誰でも自作できるオープンソースのプロジェクトです。各キーには小さなマイコンが入っていて、四つの辺にあるピンで隣のキーと電力や通信をやり取りします。キーを自由に並べ替えて、好みの配列を作れます。全体を設計したのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の1年生、Nathan Alspaughさんです。
数字で見るポイント
- キー1個ごとに独立したマイコンが入っている
- キーをつなぐ部品は四辺のピンで、電力とI2C通信を共有する
- 全体を制御する「コントローラー」基板が1つ必要
- 制作にかかった時間は約100時間(本人の話)
- 1つ数ドルの基板もあるが、組み立て代を入れるとコストが大きく上がる
ちょっと知っておこう
オープンソースとは、設計図やプログラムを誰でも見て、使って、改良できる形で公開することです。マイコンは小さなコンピューターのことです。Alspaughさんは、キーボードの配列を後から変えたいと考え、自分で作ることにしました。作業の記録は「プロジェクト日誌」として公開されています。
なぜ大事なのか
自分好みのキーボードを、キー単位で作れる点が注目されています。一方で、部品ごとに基板を作って組み立てるため、費用が高くなりやすいことも分かりました。Alspaughさんも「フルサイズを作るなら、部品を別々に買ってはんだ付けする」と話しています。手作りでここまで作れることを示した例とも言えます。
今後の注目点
- Keybytesの設計がさらに改良されるか
- 組み立て費用が下がり、より多くの人が作れるようになるか
- GitHubのプロジェクトに、詳しい手順や改良版が追加されるか
用語解説
- Keybytes
- キーを一つずつ組み替えられる、磁石式のオープンソース・キーボードのプロジェクト名。
- I2C
- 複数の部品が少ない線で情報をやり取りするための通信方式。
- GitHub
- ソフトウェアや設計データを公開・共有するためのオンラインサービス。