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ハンコム キム・ヨンス代表「2030年の売上の半分は海外から」──ノマディアンでグローバル攻略を加速
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韓国のソフトウェア会社Hancom(ハンコム)が、2030年までに売上の半分を海外から得たいと発表しました。最初の市場はアメリカで、AIの「ワークフォース(働き手)」サービス Nomadian(ノマディアン)を使います。
何が起きたのか
Hancomのキム・ヨンス社長は、2030年までに全売上の50%を海外で稼ぐ目標を示しました。途中の目標として、2028年に海外売上40%を目指します。最初に狙うのは、アメリカの小さな会社と一人で仕事をする事業者です。主力製品のNomadianは、AIの「社員」チームを作って仕事を任せるサービスです。チームのリーダーであるAraが、ほかのAIに仕事を割り振ります。どの仕事を自動で動かすか、どこまで人の承認が必要かも利用者が決められます。
主な数字と事実
- 2030年までに海外売上を全体の50%にする目標
- 2028年までに海外売上を40%にする途中目標
- 最初に入っているAIチームメンバーは12人
- アメリカで最初に狙う企業は約521万社
- アメリカでのベータ版(試験版)公開は12月、世界向けの完全版は翌年3月の予定
背景をやさしく
最近は、AIを使って一人で仕事をする人が増えています。ただ、AIは一度に一つの作業を手伝うことが多いです。Hancomは、小さなチームがAIの助けを借りて、本物の会社のように動けるようにしたいと考えています。そのためにAmazon Web Services(AWS)と組んで、アメリカでの市場計画を進めています。ベータ版の試験期間中は、現地のパートナーがマーケティング、サービス運営、顧客サポートを担当します。
なぜ大事なのか
韓国の国内市場を超えて大きく成長したい会社にとって、これは大きな一歩です。Nomadianがアメリカで使われれば、海外からの売上が大きく増える可能性があります。また、会社は、利用者の仕事の癖や承認ルールを覚えることで、利用者が使い続けたくなると説明しています。キム社長はこれを強い「ロックイン」と呼びました。ロックインとは、自分のやり方に合ったサービスを、簡単には離れられなくなる状態のことです。
今後注目したい点
- 12月のアメリカ版ベータ版の結果と、利用者の声
- 翌年3月の世界向け正式版の公開が予定どおり進むか
- 2027年の価格とライセンスプランの決め方
- 2028年に海外売上40%を達成できるか
用語解説
- Hancom
- 韓国のソフトウェア会社。業務用のソフトやAIサービスを作っています。
- Nomadian
- Hancomが作るAIサービス。AIエージェントのチームを作って仕事を任せられます。