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Google、個人向け広告のためにGmailと写真へのアクセスを許可
政策・産業2分で読めます
Googleは、プライバシーに関するルールを変えました。GmailやGoogleフォトのデータを、ほかのGoogleサービスとつないだ場合に、個人に合わせた広告を表示するために使えるようになりました。
何が起きたのか
Googleはこれまで、Googleドライブ、Gmail、Googleフォトの内容をもとに個人向けの広告は出さないと約束していました。今回、その約束に例外を加えました。これらのサービスのデータを、個人向け広告に対応した別のGoogleサービスと共有する場合は、この約束が当てはまりません。つまり、メールや写真をもとに広告が出る可能性があります。
背景
Googleは、AIアシスタントのGeminiや検索のAIモードを、GmailやGoogleフォトなどのアプリとつなげられるようにしています。たとえば、Geminiはメールの予約内容をカレンダーに追加できます。ただし、Googleのアプリにアクセスできる場合に限ります。この機能は今年の初めに追加され、4月にはドイツにも広がりました。新しいルールは、このつながりに合わせたものです。
押さえておきたいポイント
- Googleは、名前やメールアドレスを広告主に渡さないと約束しています。これらは広告を選ぶためだけに使うとしています。
- 一部の共有は認められていますが、利用者の同意が必要です。たとえば、広告の「タップして通話」ボタンを押すと電話番号が送られます。
- 民族、宗教、性的指向、健康に関する個人データは、個人向け広告には今も使わないとしています。
設定を確認する方法
- Googleアカウントの設定で「データとプライバシー」を開き、「検索サービスでのパーソナライズされたおすすめ」をオフにできます。
- オフにしても、Googleがすでに集めたデータは消えません。
- 写真やメールを削除しても、検索やGeminiのためにすでに保存されたデータは消えない可能性が高いです。
なぜ大事なのか
GmailとGoogleフォトは毎日使う人が多いため、この変更は多くの人に影響するかもしれません。私的なメッセージや写真が、どの広告を見るかに関わる可能性があります。この変化を望まない人は、自分で設定を確認して対応する必要があります。
用語解説
- Gemini
- Googleが作ったAIアシスタント。質問への回答や予定の追加などができる。
- Googleドライブ
- Googleが提供するオンライン保存サービス。ファイルを保存して共有できる。
- Googleフォト
- Googleが提供する写真や動画の保存・整理サービス。
- Gmail
- Googleが提供するメールサービス。
- 広告主
- 広告を出して商品やサービスを宣伝する企業や人のこと。