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Amicroはロボット掃除機の自己位置把握を支えた。now、さらに先へ進もうとしている。
半導体2分で読めます
中国の半導体会社Amicro(愛微科技)が、香港で株式を公開(IPO)しようとしている、というニュースです。同社はロボット掃除機の「頭脳」にあたる部品を作り、世界の大手メーカーに使われています。
何が起きたのか
Amicroは、ロボット掃除機などが自分の位置を知り、部屋の中を正しく動けるようにする半導体とソフトを作る会社です。香港での株式公開は11月12日に取引が始まる予定です。同社は、家庭の床で身につけた技術を、もっと多様な場所で働く機械へ広げたいと考えています。
数字で見るAmicro
小さなチップから始まった会社
同社の創業者の一人で現会長の蒋新橋氏は、若い半導体会社が生き残る場所を考えました。家電市場は競争が激しく、産業用チップは開発や採用に時間がかかります。ロボット掃除機は、大量に売れる可能性がある一方で、技術的に難しい分野でした。家の中は家具が道をふさぎ、部屋のつながりも狭いため、機械が効率よく掃除して戻ってくるのは大変です。Amicroは、複数の機能を1つのチップにまとめる設計で、この課題に取り組みました。
なぜ大事なのか
Amicroは掃除機そのものを売るのではなく、掃除機を作る会社に部品を売る道を選びました。そのため、大手メーカーの製品の中に入り込み、目立たないけれど重要な役割を担っています。今回のIPOは、その経験をロボット全体の分野へ広げるための大きな一歩と見られています。
用語解説
- IPO
- 会社が初めて株式を一般の人に売り出し、証券取引所で売買できるようにすること。
- Amicro
- 珠海市に本社を置き、ロボット掃除機向けのチップやソフトを作る半導体会社。
- AM380S
- Amicroが2016年に設計を完了し、2017年から掃除ロボットに使われたチップ。
- テープアウト
- チップの設計データを完成させ、製造に回せる状態にすること。