UK — The Register
AlpineBSD発表――AIフリーのFOSS OS
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AlpineBSD は、新しく生まれた自由なオープンソースOSです。NetBSDのカーネルと、Alpine Linuxに着想を得たユーザー空間を組み合わせ、生成AIが作ったソフトウェアをできるだけ使わない方針を掲げています。
何が起きたのか
AlpineBSD が発表されました。まだ非常に新しく、インストール用のメディアはありません。ただし、手作業で起動させてインストールすることは可能です。このOSの最大の特徴は、AI についての方針です。LLM などの生成AIが出力したものを一部でも含むソフトウェアは「汚染された」とみなし、できるだけ使わないとしています。
背景: NetBSD と Linux の違い
NetBSD は 1993 年から独自の道を歩んできたコミュニティです。2024 年には、LLM が生成したコードは汚染されたコードとみなす方針を示しています。一方で、Linux を主に使っている人にとって、NetBSD のインストールは 1990 年代の Linux に戻ったような大変さがあります。記事の筆者も、NetBSD 11 で デスクトップ環境の起動に失敗したと書いています。
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なぜ重要なのか
AI が生んだソフトウェアを避けたいという考えを、OS の作り方そのものに持ち込む試みだからです。AI への賛否が分かれる中で、こうした方針を明確に掲げるプロジェクトは珍しく、NetBSD では寄付や関心が増えたと記事は伝えています。一方で、使いやすさの面では課題も多いことが分かります。
今後の注目点
- インストール用メディアがいつ公開されるか。
- AI 方針が実際にどこまで守られるか。
- Alpine の APK パッケージ管理ツールが、他の OS にどれだけ広がるか。
用語解説
- AlpineBSD
- NetBSD のカーネルと Alpine Linux に着想を得た部分を組み合わせた、新しい自由な OS。
- NetBSD
- 1993 年から続く、オープンソースの BSD 系 OS。移植性の高さで知られる。
- Alpine Linux
- 軽量でシンプルさを重視した Linux ディストリビューション。
- LLM
- 大量の文章を学習して文章を作る、大規模言語モデル。ChatGPT などが代表例。
- pkgin
- NetBSD でソフトウェアを簡単に入れるための、パッケージ管理ツール。
- Sourcehut
- ソースコードを公開・管理するためのオンラインサービス。