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AIモデルだけでは不十分――スノーフレイクは企業データで勝負
AI2分で読めます
Snowflake(スノーフレイク)は、会社のデータをAIエージェントにつなぐことで、ライバルと差をつけようとしています。オンラインイベント「Expedition 2026」の前に、新しいボット「Cocoa」と「Cowork」や、AIエージェントの動きを管理する道具を発表しました。
何が起きたのか
Snowflakeは、会社の業務データを保存・分析する会社です。米国時間の3日から始まるオンラインイベント「Expedition 2026」に先立ち、新しいAIツールを発表しました。同社はOpenAIとAnthropicのAIモデルを使っています。狙いは、AIが会社の内部情報を理解し、そのデータを使って実際の仕事をできるようにすることです。仕事を覚えることから、作業の実行、そして管理まで、すべてを支えるとしています。
数字で見るポイント
- Expedition 2026は3日間の予定で、オンラインで開かれます(米国時間の3日から開始)。
- CocoaとCoworkは「プライベートプレビュー」中です。これは一部の顧客だけが試せる段階を指します。
- Cocoaは9,100を超えるアカウントで使われています。Coworkは5,800を超えるアカウントで使われています。
- 新しい「Business Ontology(ビジネスオントロジー)」は「パブリックプレビュー」として提供され、誰でも試せます。
なぜデータとつなぐ必要があるのか
AIモデルが強くても、それだけでは不十分です。AIが会社のデータ、ルール、仕事の進め方を知らなければ、答えを間違えることがあります。Snowflakeは、既存のアクセス権限やセキュリティのルールを守ったまま、AIを会社のデータにつなげられると説明しています。例えば、ある部署と別の部署では「社員の離職率」の意味が違うことがあります。Business Ontologyは、持ち主が承認した共通の用語集を作り、AIが同じ意味で答えられるようにすることを目指しています。
AIエージェントの管理機能
- どのツールをエージェントが使ったかを記録します。
- 権限の外にある操作を止めます。
- かかった費用を追跡します。
- 簡単な作業には、小さくて安いAIモデルを選びます。
なぜ大事なのか
AIエージェントは、自分で計画を立てて作業できるソフトです。企業は、安全に、そして予算の中で動いてほしいと考えています。Snowflakeは、大きな変更は人が承認すべきだとも述べています。同社は、まず小さな仕事から始め、実際に使って試し、そのあとで範囲を広げることを勧めています。
用語解説
- Snowflake
- 会社の業務データを保存・分析し、AIにつなげるサービスを提供する会社です。
- AIエージェント
- 人の指示を受けて、自分で計画を立てて作業を進めるソフトのことです。
- Business Ontology
- 会社内で用語の意味をそろえ、関係する人が承認した共通の用語集のことです。
- プライベートプレビュー
- 一部の顧客だけが試せる、製品の初期の提供段階のことです。
- パブリックプレビュー
- 誰でも試せる、製品の提供段階のことです。