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「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
セキュリティ2分で読めます
PayPayにつないだ銀行口座から、身に覚えのない送金でお金を盗まれた、という被害報告がSNSで話題になりました。PayPayは、マルウェア(悪い動きをするアプリ)に感染した端末からの不正送金が増えていると説明しています。
何が起きたのか
2026年10月下旬、「PayPayにつないだ銀行口座からお金を全部盗られた」というXの投稿が注目されました。PayPayにひも付けた銀行口座からPayPay残高にお金が入れられ、そのまま身に覚えのない送金をされたという内容です。この投稿をきっかけに、「銀行連携が怖いので切った」という声も広がりました。
数字で見るポイント
- 不正送金の被害は2026年8月ごろから増えている(PayPayの説明)
- PayPayは2026年9月に、不審なアプリによるマルウェア感染と不正送金について注意を呼び掛けた
- PayPayは24時間体制で、AIと専任スタッフが取引を見張っている
- 「支払い」「送る」「チャージ」の利用上限を決めておくと、被害額を抑えられる
なぜ被害が起きるのか
被害の入り口は、Google PlayやApp Storeなど信頼できるお店以外から配られる偽アプリです。例として「TikTok 18+」という偽アプリが挙げられています。これは「TikTokの大人向け版」と書かれた広告や掲示板から配られ、大阪府警も注意を呼び掛けています。偽アプリを入れると、スマホが第三者に遠隔操作され、PayPayで勝手に送金や支払いをされるおそれがあります。PayPayとは別に、銀行の偽「e-Tax」アプリを使った被害も報告されています。
なぜ大事なのか
お金が一度に盗まれる被害は、とても大きな不安につながります。被害を防ぐには、まず公式のお店以外からアプリを入れないことが大切です。また、スマホを外から操作できる権限を許可しないことも有効だと、PayPayは説明しています。
これから注意したいこと
- 身に覚えのない送金や支払いがないか、PayPayアプリの取引履歴を確認する
- 補償の条件に当てはまるか、補償制度のヘルプページを見る
- 利用上限を設定しておく
- 公式ストア以外のリンクからアプリを入れない
用語解説
- PayPay
- スマホで支払いや送金ができるお金のアプリ・サービス。
- マルウェア
- スマホやパソコンに入り込み、勝手に動いたり情報を盗んだりする悪いプログラムのこと。
- Google Play
- Androidスマホでアプリを入手できる公式のお店。
- App Store
- iPhoneでアプリを入手できる公式のお店。
- 偽アプリ
- 本物そっくりに見せかけて、悪いことをするために作られたアプリのこと。
- e-Tax
- 国税庁が運営する、インターネットで税金の手続きをするシステム。