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タイムズカー、3000円の見舞金支払いへ 免許証画像漏えいの146万件対象 55億円の特損計上
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カーシェアサービス「タイムズカー」で個人情報が漏えいした問題で、運営会社のパーク24が、一部の利用者に3000円相当の見舞金を渡すと発表しました。運転免許証などの画像データが対象です。
何が起きたのか
パーク24は、グループ会社のタイムズモビリティが運営する「タイムズカー」で9月に見つかった個人情報の漏えいについて、一部の利用者に3000円相当の見舞金を渡すと発表しました。対象は、運転免許証などの本人確認書類の画像データに不正アクセスされ、外部に送られた跡が見つかった利用者です。
数字で見る主な内容
- 対象の画像データは146万4800件
- 見舞金は3000円相当の現金または金券
- 見舞金などの対応費用として約55億円の特別損失を計上する見込み
- 9月28日には約660万件のアカウント情報の漏えいが確認されていた
- 2026年10月期の連結純利益の予想は440億円から385億円に下方修正
新しく分かったこと
今回の追加調査では、会員向けサービス「タイムズクラブ」のWebシステムでも情報が漏えいしていたことが分かりました。漏えいした情報には、他社サービスとの連携用IDや会員カード番号、クレジットカード番号の下4桁などが含まれます。原因は、Webシステムの弱点(脆弱性)を悪用されたことだと説明されています。
なぜ大事なのか
運転免許証の画像は、なりすましなどに使われるおそれがある大切な情報です。パーク24は、画像を暗号化しているので、すぐに中身を見られるわけではないと説明しています。しかし、将来は暗号が解けるかもしれないため、見舞金を払うことにしました。再発防止策として、会員登録が終わったら本人確認書類の画像を消す方式に変えます。現在持っている画像も10月末までに消す予定です。
今後の注目点
- 見舞金の具体的な内容と配り方が、いつどのように決まるか
- 対象者への個別の案内がいつ届くか
- 10月期の決算で、特別損失や下方修正がどう反映されるか
- 漏えいをめぐる集団訴訟の動きがどう進むか
用語解説
- タイムズカー
- 会員が車を時間単位などで借りられる、カーシェアリングのサービスです。
- パーク24
- 駐車場の運営などを行う会社で、タイムズモビリティはそのグループ会社です。
- 特別損失
- 会社が本業以外で一度に出す大きな費用のことです。
- 脆弱性
- システムの作りにある弱点で、そこを突かれると不正に侵入されることがあります。
- 暗号化
- データを特別な方法で読めない形に変えて、外から見られにくくすることです。
- タイムズクラブ
- タイムズの会員向けサービスで、今回の追加調査で情報漏えいが分かったシステムです。