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ティロン、次世代VDI「Dstation X」を発表 「AI業務への関門」と位置づけ
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韓国のTilon(ティロン)は、遠くのサーバーにパソコンの画面を置く仕組み(VDI)の新しい製品「Dstation X」を発表しました。AIを使う仕事への入り口になると説明しています。
何が起きたのか
Tilonは6月5日、済州島で新製品「Dstation X」を発表しました。これは同社の第3世代のVDI製品です。年に一度の会議「The Other Day 2026」の場で公表されました。政府や民間企業の市場で売り上げを伸ばしたいと考えています。
数字で見るポイント
- Tilonは25年間、VDIを提供しています。
- Dstation Xはバージョン10.0で、前のバージョン9.0から5年ぶりの大きな更新です。
- 過去6年間の公共部門のVDI販売で、平均シェアは83.2%です。
- 顧客は850社以上、利用者は55万人以上です。
- 日本郵便は4万3千人、最高裁判所は2万人が利用しています。
VDIとは
VDIは「仮想デスクトップ」の仕組みです。利用者のパソコンは会社のサーバーにあり、利用者は好きな機器で画面だけを見ます。データはノートPCやスマートフォンに残らないため、機器をなくしても情報が漏れにくくなります。管理者は数千台のパソコンのセキュリティ更新を一か所から行えます。
なぜ重要なのか
企業や政府はAIを使いたいと考えていますが、データを安全に守る必要があります。Dstation Xは、誰が画面を見たかを記録し、画面の撮影を防ぎ、多くの組織が一つの基盤を共有しても情報を分けて守れると説明しています。また、政府の購入に必要な国家情報院のセキュリティ認証と、最上位のGS認証を取得しています。さらに、入札なしで公表価格で買えるため、導入までの時間を短くできるとしています。
今後の注目点
- 金融、医療、教育、製造業の顧客を獲得できるか。
- AIサービス「The Other Space 2.0」「The Other Town」「K Story AI」がどれだけ使われるか。
- チェ・ベクジュン社長が示した、済州島が民間のAIデータセンターの拠点になるかどうか。
用語解説
- Tilon
- 仮想デスクトップ(VDI)を提供する韓国の会社。
- VDI
- パソコンの画面やデータをサーバー側に置き、どの機器からでも使える仕組み。
- Dstation X
- Tilonが発表した第3世代のVDI製品(バージョン10.0)。
- GS認証
- 韓国で、政府がソフトウェアを買うときに求められる品質・安全の認証。
- The Other Space 2.0
- Tilonが提供するAIサービスの一つ。記事では名前のみ紹介されています。