JP — ITmedia
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
セキュリティ1分で読めます
総務省が、GMOインターネットの顧客情報を載せた攻撃者のサイトを通信会社に止めるよう求めた、と複数の新聞が報じた話です。
何が起きたのか
GMOインターネットへの不正アクセスを巡り、総務省が通信会社に「ブロッキング」を要請したと報じられました。ブロッキングとは、特定のサイトへの接続を強制的に止めることです。総務省は、顧客の個人情報をのせた攻撃者のWebサイトを止めるよう求めました。文書は10月27日付で、業界団体を通じて各社に伝えられたとされています。
数字と大事な事実
- 報道は10月29日に出た(朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞など)
- 要請は10月27日付の文書で、通信の4業界団体を通じて伝えられた
- GMOは10月28日、攻撃者サイトのドメイン停止を確認したと発表した
- 通信各社が実際にブロッキングをしたかどうかは、まだ明らかになっていない
ブロッキングとは
ブロッキングは、インターネットの通り道を使ってサイトを見られなくする方法です。ただ、すべての利用者がどこに接続しているかを知る必要があります。そのため、憲法が守る「通信の秘密」を傷つける心配があると指摘されています。
なぜ大切なのか
顧客の個人情報が悪用されると、詐欺などの二次被害が広がるおそれがあります。総務省は、その被害を防ぐためにサイトを止める必要があると考えたようです。一方で、通信の秘密を守ることとのバランスが問われる話でもあります。
今後注目したい点
- 通信各社がブロッキングを実施したのか、しなかったのか
- 政府が具体的な対応をどう説明するか
- GMOのサイト停止が続くかどうか
- 通信の秘密との関係で、今後どんな議論が起きるか
用語解説
- GMOインターネット
- インターネットのサービスを提供する会社で、今回は顧客情報の不正アクセスの被害を受けた。
- ブロッキング
- 特定のサイトへの接続を強制的に止めること。
- 通信の秘密
- 通信の内容や相手を、本人の同意なしに他人に知られないように守る決まり。憲法で守られている。
- ドメイン
- インターネット上のサイトの住所にあたる名前(例:example.com)。