UK — The Register
オープンソースのキーボード、磁石で組み替え可能なレゴブロックのように部品を交換
デバイス2分で読めます
磁石でくっつく部品を自由に組み替えられる、オープンソースのキーボード「Keybytes」の話です。キーボードの一つひとつのキーを、好きな場所に動かせます。
何が起きたのか
オープンソースのプロジェクト「Keybytes」が登場しました。このキーボードは、キーの一つひとつが独立した部品(モジュール)になっています。部品同士を磁石でつなげて、好きな形に並べ直せます。設計したのは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の新入生、ネイサン・アルスポーという学生です。
主な数字と事実
- 1つのキーに、専用の小さなマイコン(RISC-V)が入っています。
- キーは四方に「ポゴピン」と呼ばれる接点があり、隣のキーに電気と通信を送ります。
- 全体を管理する「コントローラー」基板が1つ必要です。
- アルスポーさんは、この作業に約100時間をかけたと話しています。
- 基板を組み立ててもらう費用は、キー用が1個69ドル、コントローラー用が203ドルでした。
どんな仕組みなのか
普通のキーボードは、配列が決まっていて変えられません。Keybytesは、キーを一つずつ別の部品にすることで、この問題を解決しようとしています。アルスポーさんは、以前から自分だけのキーボードを作りたいと思っていましたが、同じものが見つからず、自分で作ることにしました。作業の記録は、プロジェクトの日記にくわしく残っています。
なぜ大事なのか
キーボードを自分好みに作れると、仕事や遊びで使いやすくなります。また、個人の学生が、基板の設計から3Dプリンターでのケース作りまで一人でやり切ったことも注目されています。ただし、費用はとても高く、まだ誰でも気軽に作れるものではありません。
今後注目したいこと
- アルスポーさんが、フルサイズのキーボードを実際に作るかどうか。
- 部品の値段が下がり、もっと多くの人が作れるようになるかどうか。
- GitHubで、他の人が改良版や新しい使い方を公開するかどうか。
用語解説
- Keybytes
- キーを一つずつ磁石で組み替えられる、オープンソースのキーボード計画です。
- RISC-V
- マイコンの頭脳(CPU)の設計方式の一つで、無料で使えるものです。
- GitHub
- プログラムや設計データを公開し、みんなで共有するためのサイトです。