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夏以降、少なくとも10の地方自治体がFlockの監視カメラの廃止に動く
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今年の夏以降、少なくとも10の地方自治体や警察が、監視カメラ会社Flockの技術の利用をやめる、または制限する動きを見せています。市民のプライバシーや大量監視への不安が広がっていることが背景です。
何が起きたのか
今年の夏から、少なくとも10の自治体や警察が、Flock Safetyの技術の使用を減らす、制限する、または終わらせる動きに出ました。オハイオ州モンロー、ニューヨーク州ニューバーグ、バージニア州リッチモンド、マサチューセッツ州ホプキントンやニューベッドフォードなど、契約を終える決定をした自治体もあります。テキサス州リーグシティでは、住民の投票で警察のナンバープレート読み取りカメラを使い続けないことが決まりました。
数字で見るポイント
- 全米で10万台を超えるFlockのカメラが使われている
- 過去3か月で、モンロー、ニューバーグ、リッチモンド、ホプキントン、ニューベッドフォード、ランシングが契約終了を決めた
- アッシュビル(ノースカロライナ州)は8月に契約終了を決めた
- コロラド州のエルパソ郡保安官事務所は9月に使用中止を発表した
Flockとはどんな会社か
Flockは2017年に創業された会社で、ナンバープレートを読み取るカメラ、ドローン、銃声などの音を拾うマイク付き機器などの監視ソフトを売っています。行方不明者や盗難車を見つけるなど、犯罪解決に役立つとされています。一方で、誰かが集めたデータがどう共有されるかが問題になっています。
なぜ大切なのか
道を走る人がカメラを見ることができるため、監視への不安が目に見えやすくなっています。研究者は「道の端にあるカメラは、普段のネット上のデータのやり取りより実感しやすい」と話しています。また、警察官によるストーカー行為や、移民取締り当局がデータにアクセスした問題も報告されています。これらの例から、便利な技術には大きなリスクもあると考えられています。
今後注目すること
- ほかの自治体や州が、同じように契約を終えるかどうか
- 州レベルでのルール作り(例:フロリダ州は州の幹線道路でのナンバープレート読み取りを禁止)
- 移民取締り当局によるデータへのアクセスを制限する動き
- Flockが安全性やプライバシーについてどう説明し、対応するか
用語解説
- Flock Safety
- 防犯カメラや監視ソフトを警察などに売る会社です。
- ナンバープレート読み取りカメラ
- 車のナンバープレートを自動で読み取り、記録するカメラです。