US — TechCrunch
Upwind、Datadogの買収提案を断った後に4億ドルを調達
セキュリティ2分で読めます
サンフランシスコのAIセキュリティ新興企業Upwindが、4億ドルの資金調達を発表しました。企業の買収提案を断って独立の道を選んだことも話題になっています。
何が起きたのか
Upwindは、AIを使ってクラウド上のシステムを守る会社です。Bessemer Venture Partnersが主導するシリーズC(大型の資金調達ラウンド)で、4億ドルを集めました。企業価値は38億ドルとされています。以前の資金調達から9か月しかたっていません。実は、監視ツールを売る上場企業Datadogが同社を買収しようとしていました。しかし、Datadogは投資家が決めた38億ドルより高い価格を出さなかったため、Upwindは買収を断りました。
数字で見るUpwind
- 調達額:4億ドル(シリーズC)
- 企業価値:38億ドル(前回は15億ドル)
- 年間経常収益(ARR):四半期ごとに2,000万〜3,000万ドル増加
- 今年末の見込み:約9,000万ドル
- 創業:4年前
ちょっと補足
ARRとは、1年間に毎年入ってくると見込まれる売上のことです。ソフトウェア会社の価値を測る目安として使われます。Upwindの企業価値は、見込みARRの40倍以上です。同じサイバーセキュリティ分野のCyeraは、以前80倍のARRで評価されたと伝えられています。
なぜ大事なのか
AIを使った攻撃が増え、企業はセキュリティにお金を使うようになっています。Upwindが買収より独立を選んだことは、今後の成長に自信があるサインです。ただ、近年はセキュリティ会社の株式上場が少ないため、最終的には別の会社に買われる可能性が高いとも考えられています。
今後注目したい点
- Upwindが上場するか、別の会社に買収されるか
- AIを使ったセキュリティ分野に、さらに大きな資金が集まるか
- Datadogや投資家からのコメント(TechCrunchは両社にコメントを求めています)
用語解説
- Upwind
- AIでクラウドのシステムを守るセキュリティ会社です。
- Datadog
- ソフトウェアの動きを監視するツールを売る上場企業です。
- ARR
- 1年間に入ってくると見込まれる売上の目安です。
- Cyera
- 急成長しているサイバーセキュリティの新興企業です。