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ハッカー、国土安全保障省の職員数千人分の人事データを窃取 CBPやICEの捜査官も対象
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ハッカーが、アメリカ国土安全保障省(DHS)で働く約4万人の職員の個人情報を盗み、ネット上に公開しました。国境警備や移民取締りに関わる職員の情報も含まれています。
何が起きたのか
ハッカーが、アメリカ国土安全保障省の職員の個人情報を盗み、ネット上に公開しました。盗まれたのは、名前、役職、職場の連絡先(メールアドレス、携帯電話番号、勤務地)などです。ハッカーは「Department of Peace」と名乗っています。この侵入は、今年の早い時期に起きていましたが、これまで公表されていませんでした。
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背景
ハッカーは、シングルサインオン(一つのIDで複数のシステムに入れる仕組み)を提供するOkta(オクタ)のシステムから情報を取ったと主張しています。Oktaのシステムには、職員がどのシステムやアプリを使えるかといった記録も含まれます。今回のデータは、ジャーナリストのmaia arson crimewさんを通じて、非営利団体DDoSecretsに渡され、公開されました。TechCrunchは一部のデータが本物だと確かめています。なお、この省では今年、同じハッカーによる別の侵入もありました。
なぜ重要なのか
国土安全保障省は、移民の取締りや国境の管理などで大きな役割を持ちます。そのため、職員の情報が流出すると、職員本人や家族が危険にさらされるおそれがあります。また、アメリカ政府に対する同様の情報流出が近年続いていることも、大きな問題です。
今後の注目点
- 侵入の原因となった弱点が直されたかどうか
- 国土安全保障省が情報流出を把握しているかどうか
- Oktaがシステムに問題がなかったと主張する根拠が示されるかどうか
用語解説
- Okta
- 一つのIDで複数のシステムにログインできる仕組みを提供する会社です。
- CBP
- アメリカの税関・国境取締局で、空港や国境の出入国管理を担当します。
- ICE
- アメリカの移民・関税執行局で、移民の取締りなどを行います。
- CISA
- アメリカのサイバー防衛を担当する政府機関です。
- DDoSecrets
- 公益のために漏えいしたデータを公開する非営利団体です。
- シングルサインオン
- 一つのIDとパスワードで、複数のシステムに入れる仕組みのことです。