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セキュリティ:Appleが再び多数の脆弱性を修正 ――古いOSも対象
セキュリティ2分で読めます
Appleは、新しいiOS 27.2、macOS 27.2、iPadOS 27.2などで多くのセキュリティの穴を直しました。同じ時期に、セキュリティ会社がiPhoneの新しい脱獄(だつごく)ツールの詳細を公開する予定だと発表しました。
何が起きたのか
Appleは、iOS 27.2、macOS 27.2、iPadOS 27.2の更新で、それぞれ150件以上のセキュリティ上の欠陥(けっかん)を直しました。古いシステム向けの更新も出ています。さらに、セキュリティ会社のCalif.ioが、iOS 27.0.1とiOS 27.1までのiPhoneに使える脱獄の方法を公開しました。詳しい内容は今後公表される予定です。
数字と主な事実
- 3つの主要システム(iOS、macOS、iPadOS)それぞれで、150件以上の修正があります。
- 修正は、App Store、CloudKit、カーネル(OSの中心部分)、WebKit(Safariなどで使われるブラウザの部分)など、多くの場所に及びます。
- 一部の欠陥は、遠くからの攻撃に使われるおそれがあります。攻撃者が機器に直接触れる必要はありません。
- 古いシステムの更新も出ています。iOS/iPadOS 26.7.2、iOS/iPadOS 18.7.11、macOS 15.8.2(Sequoia)、macOS 26.7.2(Tahoe)です。
- tvOS 27.2、watchOS 27.2、visionOS 27.2にも重要な修正があります。
わかりやすい背景
セキュリティの穴とは、プログラムの作り間違いなどによって生じる弱点のことです。攻撃者はこの穴を使って、データを盗んだり機器を乗っ取ったりします。一部の研究者は、今回の修正の発見にAIツールを使ったとされています。脱獄とは、Appleが決めた利用の制限を取り払うことです。
なぜ大切なのか
セキュリティの穴が放置されると、データが盗まれたり、機器が乗っ取られたりするおそれがあります。公開された脱獄ツールは、古いiPhoneを狙いやすくするかもしれません。そのため、できるだけ早く最新の更新を入れることが大切です。
今後の注目点
- Calif.ioが脱獄の詳しい内容を公開するかどうか。
- iOS 27.0.1とiOS 27.1で、実際に使える攻撃ツールが出てくるかどうか。
- Appleがまだ説明していない、tvOS 26.6.1の更新で何が変わるのか。
- AIツールで見つかった欠陥が、今後の更新でも直されるかどうか。
用語解説
- Calif.io
- iPhoneなどのセキュリティ上の弱点を調べる会社です。今回、脱獄の方法を公開しました。
- WebKit
- Safariなどのブラウザで使われる、Webページを表示するための基本部分です。
- CloudKit
- Appleのクラウドにデータを保存・同期するための仕組みです。