UK — The Register
Safariの自動入力機能が日付をずらしている可能性
ソフトウェア1分で読めます
Apple の Safari ブラウザーにある「自動入力」機能が、クレジットカードの有効期限の月を間違えて入力することがある、という報告が長年続いています。原因はまだはっきりしていません。
何が起きたのか
Safari の自動入力は、フォームに入力するときに保存済みのクレジットカード情報を埋めてくれる機能です。しかし、有効期限の月が 1 か月前にずれて入力される、という報告が出ています。たとえば 10/2029 が 09/2029 になる、という例があります。
数字で見る主な事実
- 問題の報告は 2017 年から見られる(Apple のコミュニティフォーラム)
- 2021 年と 2024 年にも似た投稿がある
- Reddit のスレッドで約 4 年間、苦情が続いている
- 記者はこの現象を再現できなかった
ちょっと背景
コンピューターは日付を時間帯(タイムゾーン)ごとに扱います。日付のデータを別の時間帯で読み取ると、ずれが起きることがあります。記事では、Swift(Apple の開発言語)の日付の仕組みで、時間帯の扱いを誤ると 1 日前の時刻になる可能性がある、という一つの説明を紹介しています。ただし、これは推測です。
なぜ大切なのか
クレジットカードの期限が間違って入力されると、支払いがうまくいかないかもしれません。長く続いている問題なのに、Apple はまだ公式な回答をしていません。Apple は公開のバグ一覧も持っていないため、利用者は自分で対策するしかない状況です。
今後注目したいこと
- Apple が公式に調査し、回答するかどうか
- Apple が推奨する対策(キャッシュを消して、カード情報を入れ直す)で直るかどうか
- Safari の日付の扱いが修正されるかどうか
用語解説
- Safari
- Apple が作っている Web ブラウザー(インターネットを見るためのソフト)です。
- Swift
- Apple が作った、アプリを作るためのプログラミング言語です。
- タイムゾーン
- 地域ごとに決められた時刻の基準のことです。例:東部時間、太平洋時間。
- キャッシュ
- 一度読み込んだデータを一時的に保存しておく場所です。消すと、新しく読み込み直されます。