UK — The Register
Cloudflare、AIエージェントは一部のウェブサイト運営者にとって「厄介者」だと指摘
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Cloudflareのマシュー・プリンスCEOは、AIエージェント(自動で動くAIプログラム)が一部のサイト運営者にとって「厄介者」になっていると話しました。あわせて、コンテナ技術の将来にも悲観的な見方を示しました。
何が起きたのか
Cloudflareの最高経営責任者(CEO)マシュー・プリンスは、2026年第3四半期の決算説明会で話しました。その中で、一部の顧客はAIエージェントを「ビジネスの厄介者」と考え、遠ざけたがっていると述べました。また、国家を後ろ盾に持つ攻撃者などが、PHP2SHELLという脆弱性を公表より前から悪用していた可能性があるとも語りました。
数字で見るポイント
- AIエージェントによるアクセスは、人間のクリックの1000倍になるとCloudflareは予測しています。
- Cloudflareのコンテンツ保護サービスには、7月1日以降、ウェブ全体の約5%が参加したと言われています。
- 前年比の売上成長率は39%で、四半期の売上は過去最高の7億8250万ドルでした。
- Metaが顧客であることも明らかにされました。
なぜこの問題が起きるのか
プリンスCEOは、レストラン探しの例で説明しました。AIエージェントが1000店のメニューを全部取得し、結局1店しか選ばなかったとします。すると、残りの999店はアクセスの負担だけを受け、何の利益も得ません。ウェブ検索でも少しは同じことが起きてきましたが、AIエージェントの量が増えたことで、問題の規模が大きく変わったというのが同氏の見方です。
なぜ重要なのか
サイトの運営者にとっては、読み込みの費用や通信量が増えるのに、見返りがない状態が広がる可能性があります。一方で、Cloudflareのようにエージェントを止めたり、課金したりする会社にとっては、新しい商売のチャンスになります。プリンスCEOは、セキュリティ上の問題が次々に見つかっていることも、同社の事業にとって追い風になると考えているようです。
今後注目したい点
- AIエージェントのアクセスが本当に1000倍まで増えるのか。
- PHP2SHELLなどの脆弱性が、公表前からどの程度悪用されていたのか。
- コンテナ技術が、サーバーレスのような新しい方式に置き換わっていくのか。
用語解説
- Cloudflare
- ウェブサイトを速く安全に動かすための、セキュリティやネットワークのサービスを提供する会社です。
- PHP2SHELL
- PHPというプログラム言語に見つかったセキュリティ上の弱点(脆弱性)の名前です。