JP — ITmedia
モスやワークマン、IIJmioも アララへの不正アクセスで顧客情報の流出発表相次ぐ
セキュリティ1分で読めます
メール配信サービスの会社「アララ」が不正アクセスを受け、そのサービスを使う多くの企業が顧客情報の流出を次々に発表しています。モスバーガーやワークマン、IIJmioなども含まれます。
何が起きたのか
メール配信サービスを作っているアララに、外部の人が勝手に入り込む不正アクセスがありました。そのサービスを使う企業が、顧客のメールアドレスなどが流出したと相次いで発表しています。アララは、影響を受けるおそれがある契約企業を最大約380社と見ています。
数字で見るポイント
- モスフードサービス:「モスWEB会員」の751万7087件が流出(クレジットカード情報は含まれず)
- ワークマン:メールマガジン会員のメールアドレス最大約145万件
- アソビュー:会員情報1582万1184件が流出
- ビックカメラなど3社:約1490万件が流出した可能性
- 攻撃者はアララのサービスを使い、クレジットカード会社を装った不審なメールを最大約713万通送っていた
途中で話が変わった企業も
最初は「影響なし」と案内していた企業が、あとから流出を発表する例もありました。松竹マルチプレックスシアターズは、アララで別の環境への不正アクセスが新たに分かり、11月2日に会員のメールアドレス332万305件が流出したと発表しました。アララも、最初の発表より被害の範囲が広がっていると説明しています。
なぜ大切なのか
メールアドレスなどの個人情報が大量に流れると、詐欺メールなどに悪用されるおそれがあります。実際に、攻撃者は偽のメールを大量に送っていました。自分が使っているお店やサービスからも連絡が来るかもしれないので、知らない人からのメールには注意が必要です。
今後注目したいこと
- アララのサービスが再開される時期(現在は全面停止中で、未定)
- 流出件数を調べている企業の最終的な発表
- サブウェイなど、再調査中の企業の詳しい結果
用語解説
- アララ
- メール配信サービスを手掛ける会社。今回の不正アクセスを受けた。
- 不正アクセス
- 許可なく他人のシステムやサーバに侵入すること。
- メールアドレス
- メールを送るための個人の住所のような文字列。
- IIJmio
- IIJが提供する格安SIM(スマホの通信サービス)のブランド。