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ローソン・郵便局が「ドローン基地」に 回線はStarlinkで ドローンインフラを急ピッチで作るKDDI
ドローン2分で読めます
KDDIのドローン子会社が、郵便局やローソンの敷地を「ドローン基地」にして、全国でドローンを使う仕組みを作ろうとしている話です。通信には米SpaceXの衛星通信「Starlink」を使います。
何が起きたのか
KDDIスマートドローンは、郵便局の屋上やローソンの敷地に「ドローンポート」を置く計画を発表しました。ドローンポートとは、ドローンが離着陸したり充電したりする場所のことです。物流、見守り、インフラ点検、災害対応などを人に代わって行う「空のAI労働力」を目指しています。
数字で見るポイント
- KDDIスマートドローンは現在、全国33拠点にドローンポートを設置している
- 日本郵便の全国約2万4000局の郵便局ネットワークを活用する方針
- 2026年5月、Starlinkを使ったドローンの飛行実証に成功。電波の届かない圏外でも遠隔運航ができた
- テレビ朝日との実証では、地震から約15分でドローンを離陸させ、2人で4機を同時に動かした
- 災害現場への到着は、ヘリコプターで約1時間かかるが、ドローンなら約10分で状況を確認できる
なぜ郵便局とローソンなのか
ドローンを社会で広く使うには、飛ばす場所を確保することが大事です。全国にある郵便局やローソンは、その場所として役立ちます。山間部では、長い山道を移動せずに荷物を届けられるメリットもあります。2025年には、埼玉県秩父市でローソンの弁当を山の集落へ届ける実験も行われました。
なぜ大切なのか
人手が足りなくなる中で、ドローンは物流や災害対応を助ける道具になる可能性があります。災害時に素早く状況を見られれば、救助の優先順位を決める助けにもなります。ただし、ドローンを飛ばす費用や飛行ルートを決める手間は、まだ大きな課題です。採算が取れるかどうかが、今後の広がりを左右しそうです。
これから注目したいこと
- Starlinkを使ったドローンのサービスが、2027年中に始まるかどうか
- 1人で複数のドローンを遠隔操作する仕組みが実現するか
- 飛行1回あたりのコストがさらに下がるか
- 郵便局やローソン以外の場所にも拠点が広がるか
用語解説
- KDDIスマートドローン
- KDDIグループでドローンの運用や拠点づくりを進める会社です。
- ドローンポート
- ドローンが離着陸し、充電や待機をする拠点のことです。
- Starlink
- 米SpaceXが提供する衛星インターネットのサービスです。電波が届きにくい場所でも通信できます。
- SpaceX
- 米国の宇宙開発会社です。ロケットや衛星通信のStarlinkを手がけています。
- 日本郵便
- 日本全国で郵便や物流のサービスを行う会社です。
- AI労働力
- AIが人に代わって働くという考え方で、KDDIが中期経営戦略で掲げています。