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DeepSeek、より高性能なAIをより低コストで目指す
AI2分で読めます
中国のAI企業DeepSeek(ディープシーク)が、AIモデルの新しい更新版と、AIを動かす仕組みを公開したニュースです。性能を上げつつ、使うときの費用を下げることを目指しています。
何が起きたのか
DeepSeekは10月17日に「V4.1-Flash-1017」という更新版のAIモデルを出しました。さらに10月20日には、AIの回答を作る仕組みである「DeepInfer」を、一般の人も使えるように公開しました。モデルは、プログラミングや、AIが自分で作業を進める課題で良くなったと発表されています。
数字で見るポイント
- Terminal-Bench 4.0のスコアは31.2から42.3に上がりました。
- DeepSWE v1.1のスコアは74.2から77.0に上がりました。
- 1つの作業あたり約0.20ドルで、77%の正答率を出したと発表されています。
- 第三者の順位表では、オープンな重み(モデルの中身)を公開しているモデルの中で1位、全体では11位でした。作業1つあたりの費用は約0.18ドルでした。
なぜ推論の仕組みが大事なのか
AIは、作ることだけでなく、使うたびに計算が必要です。この「使うときの計算」を推論と呼びます。推論の仕組みは、計算機の資源をどう使うかを決めるので、速さや必要な機材の量、そして費用に大きく関わります。目立ちにくいですが、AIを運営する費用の大切な要素です。
なぜ大事なのか
AIは、賢いだけでなく安く使えることが、多くの人に広がるために必要です。DeepSeekは、自社の発表だけでなく、オープンなコードの公開や割引料金も使って、費用を下げようとしています。ただし、ここで示された数字の多くは同社自身のテスト結果です。実際の仕事で同じ結果が出るかは、使う場面しだいです。
これから注目したいこと
- 第三者による比べるテストで、同じ結果が出るか。
- DeepInferが、自社以外の機材や現場でどれだけ使われるか。
- 11月1日から、Claude CodeやCodexとつなぐAPIの利用が有料になるか。
用語解説
- DeepSeek
- 中国のAI企業。AIモデルを作り、APIとして提供している。
- 推論
- AIモデルが質問を受けて答えを作るときの計算のこと。
- DeepInfer
- DeepSeekが公開した、AIの推論を動かすための枠組み(フレームワーク)。
- API
- ほかのソフトが機能を呼び出すための窓口。