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日本企業狙う不正アクセスにAI 攻撃者が自立型侵入テスト「ARTEX」を使用 GMOイエラエ
セキュリティ1分で読めます
GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、日本企業を狙う不正アクセスで、AIを使った侵入テストツール「ARTEX」が悪用されていたと発表しました。攻撃の多くにAIが使われていたとみられています。
何が起きたの?
日本企業を狙った不正アクセスで、攻撃者がAIを使った「ARTEX」というツールを悪用していたことが分かりました。ARTEXは本来、会社のシステムの弱い場所を見つけて守るためのツールです。攻撃者はこれを攻撃に使っていました。
数字で見るポイント
- 狙われた日本企業は約20社
- そのうち9社は同じ業種だった
- 攻撃に使われた「AIを使った攻撃用インフラ」は6台見つかった
- 標的になった日本企業のうち8社は、9~10月に情報漏えいを公表していた
ARTEXとはどんなもの?
ARTEXは中国で開発された、無料で公開されているツールです。外部のAI(LLM、大規模言語モデルと呼ばれる文章を扱うAI)と連携して、システムの弱点を自動で探します。米国のセキュリティ会社CrowdStrikeも、韓国の金融機関を狙った攻撃でARTEXが使われたと報告しています。
なぜ大事なの?
AIの進化で、攻撃の準備がとても速く簡単になってきています。専門家は、AIの特徴を使って守りの弱いところを狙う、熟練した攻撃者の存在も指摘しています。企業は、AIを使った攻撃にも備える必要があります。
今後の注目点
- 攻撃者がどの国や業種を狙うのか
- 攻撃に使われたAIモデルの詳しい情報が出てくるか
- 被害を防ぐため、調査で得た情報が警察などの法執行機関とどう共有されるか
用語解説
- GMOサイバーセキュリティ byイエラエ
- 企業のサイバー攻撃への対策やセキュリティ調査を行う会社です。
- ARTEX
- AIと連携して、システムの弱点を自動で探す侵入テストツールです。
- 侵入テスト
- わざと攻撃をしかけて、システムの弱点を見つける安全確認の方法です。
- CrowdStrike
- 米国のサイバーセキュリティ企業で、サイバー攻撃の調査や防御を行っています。
- 不正アクセス
- 許可なく他人のシステムやアカウントに入り込むことです。