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[AIを防ぐAI] Piolink、AIによる脆弱性検証から攻撃遮断まで
セキュリティ2分で読めます
韓国のセキュリティ会社Piolinkが、AIを使って自動で行われるハッキングを防ぐための多層防御の計画を発表しました。BlueHunter、WebFront-K、24時間監視を組み合わせた内容です。
何が起きたのか
Piolinkは、AIでハッキングを自動化する攻撃を止めるため、多層防御の計画を始めました。ハッカーは今、弱点を探すことから侵入まで、ほぼすべての段階でAIを使っています。Piolinkは守る側も新しい方法が必要だと考えています。計画は3つの層からなります。本当の危険を早く見つけること、攻撃をリアルタイムで止めること、そして一日中攻撃を見張ることです。
主な数字と事実
BlueHunterとWebFront-Kの仕組み
BlueHunterは、攻撃者が実際に使えそうな弱点を調べるAI基盤のプラットフォームです。「Blueモード」は、インターネットに面したシステムを常に調べて、危険度を順位付けします。「Redモード」では、AIが攻撃のシナリオを作り、限られた安全な範囲で試します。その結果は危険度の順位に戻されます。順位は、点数、インターネットに公開されているかどうか、既知の攻撃、脅威情報などを合わせて決めます。最終判断は人が行います。WebFront-Kは、Webの通信を調べ、AIボットの兆候、隠された悪意あるコード、同じ要求の繰り返しの多さをチェックします。Piolinkはまた、最近の金融分野への侵入事件に関係するAIペネトレーションテストツール「Artecs」向けの防御シグネチャも公開しました。
なぜ重要なのか
企業は何千もの弱点を見つけられますが、すべてを一度に直すことはできません。危険度の点数が高いことが、必ずしも一番危険とは限りません。攻撃用のコードが公開されている公開サーバーの弱点は、誰も届かないサーバーの深刻な弱点より急ぐべきかもしれません。Piolinkは、セキュリティチームが長い弱点リストの管理から、本当の脅威への対応へ移ることを助けたいと考えています。また、ファイアウォールだけでは足りないとも指摘しています。通常の利用に見える攻撃、例えば業務の仕組みの悪用には、多要素認証やアカウントロックのルールといった対策も必要です。
今後注目すべき点
- 予定どおり、CVE番号の付いた2つの弱点が12月に公開されるか
- テストの外にある実際の企業で、BlueHunterの危険度順位がどれだけ役に立つか
- Artecsの防御シグネチャや認証情報の使い回し攻撃への防御が、実際の攻撃を止められるか
用語解説
- Piolink
- 韓国のセキュリティ会社。今回の多層防御計画を発表した。
- BlueHunter
- AIで攻撃者が実際に使える弱点を調べ、危険度を順位付けするプラットフォーム。
- WebFront-K
- Webの通信を調べて、AIボットや悪意あるコードなどを見つけるWebファイアウォール。
- ゼロデイ
- 開発者がまだ知らず、修正されていない未知のセキュリティ上の弱点のこと。
- CVE
- セキュリティの欠陥に世界共通で付けられる標準的な番号のこと。
- Artecs
- AIを使って侵入テストを行うツール。最近の金融分野の侵入事件と関係がある。