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DeepSeek V4.1 Flash 1017をUnsloth PRで試す。これはほんとに使える - きしだのHatena
AI初登場 13ポイント
DeepSeek V4.1 Flash 1017というAIモデルを、Unslothさんの改良版llama.cppで試したブログ記事です。長い文章を扱っても速度が落ちにくく、実用になると筆者は評価しています。
何が書かれているか
筆者は、DeepSeek V4.1 Flash 1017をMac Studio(M3 Ultra)で動かしました。最初は遅かったのですが、Unslothさんの実装(PR)に変えたところ、速度もコードの質も良くなりました。筆者は「ほんとに使えるモデル」と結論づけています。
主な数字
- Unslothさんの実装では、15万トークンまで試して約29トークン/秒で安定しました。
- 10万トークンのとき、以前の実装(vcruz版)は約7トークン/秒まで落ちていました。Unsloth版は約28.9トークン/秒です。
- Pagoda Gardenは約6万トークン、街中戦車は約3.5万トークンのコードを、修正なしで一発で出せました。
- 帆船のモデリングは約4時間半、ほぼ手をかけずに完成しました。
速くなった理由
このモデルは「スパースアテンション」という仕組みを使います。必要な情報だけを計算すればよいはずですが、以前の実装は全部取り出してから不要な部分を隠していました。そのため、長い文章ほど遅くなっていました。筆者が必要な分だけ計算するようにすると速くなり、Unsloth版では同じ上位の情報を使い回して、さらに速くしています。
なぜ大事か
長い文章を扱えないと、エージェント(自動で作業するAI)は使いにくくなります。30万トークンほどを安定して扱えれば、長い作業も任せやすくなります。筆者は、ゲーム作りや3Dモデリングでも高い性能を見せたことから、実用性が高いと感じています。
今後注目したい点
- 筆者は、30万トークンまでの速度は計算上の見積もりで、実測は15万トークンまでであることに注意しています。
- 数人で同時に使う場合、速度を上げるための近似処理がループを招くかもしれないと、筆者は予想しています。
- Unslothさんの実装が、llama.cppの本体に取り込まれるかどうかが気になります。
用語解説
- llama.cpp
- パソコンで大きなAIモデルを動かすためのソフトです。
- Unsloth
- AIモデルの動作を軽くする技術を作っている団体です。
- スパースアテンション
- AIが全部ではなく必要な部分だけに注目して計算する仕組みです。
- トークン
- AIが文章を扱うときの小さな単位で、だいたい単語や文字のかたまりです。
- エージェント
- 人の指示をもとに、自動で作業を進めるAIのしくみのことです。