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ウクライナとロシアの公式緊急警報アプリがハッキングされる
セキュリティ2分で読めます
ウクライナとロシアの公式の緊急警報アプリが、ハッキングされました。ウクライナでは、キーウ(キエフ)で放射線の危険があると誤った警告が出て、ロシアでは、人々に偽のメッセージが送られました。
何が起きたのか
日曜の夜、ウクライナの警報アプリ「Air Alert(エアアラート)」が、首都キーウで放射線の危険があるなどの誤った警告を出しました。ウクライナ空軍は、敵にアプリを乗っ取られた可能性があると話しました。放射線の危険はないとも説明しています。月曜の朝には、アプリは元どおり動くようになりました。その後の夜、ロシアも自国の警報アプリへの大規模なサイバー攻撃があったと発表しました。ロシアの国営通信社タス通信は、人々に偽のメッセージが送られたと伝えています。
主な数字と事実
- ウクライナのアプリは、日曜の夜にキーウで放射線の危険を誤って警告した。
- 一部の報道では、化学兵器の攻撃があるという誤った警告も出たとされている。
- ロシアの警報サイトは、夜の間に一時的につながらなくなった。
- ロシアは、国の警報システムは正常に動いていると説明している。
- ロシアは、ほぼ5年にわたってウクライナを攻撃している。
背景を知ろう
ロシアは攻撃の犯人を明らかにしていません。攻撃のタイミングから、ウクライナが自国のシステムへの攻撃に対して反撃したのではないかと考える人もいます。ただし、これは推測にすぎません。ロシアは空、陸、海からウクライナを攻撃しており、サイバー攻撃もその戦争の一部です。ただ、サイバー攻撃は大きなニュースになることが少ないです。
なぜ重要なのか
警報アプリは、人々が素早く安全な場所へ逃げるために使われます。もしハッキングされると、人々がパニックになったり、本当の警報を信じなくなったりするおそれがあります。ウクライナの当局は、警報アプリ内のリンクをクリックしないよう人々に呼びかけました。また、ウクライナはロシアの石油精製施設への攻撃も続けています。ゼレンスキー大統領は、ロシアがウクライナのエネルギー施設を攻撃していることへの対応だと話しています。アメリカ政府は、ディーゼル燃料の価格が高くなったことを理由に、攻撃をやめるようウクライナに求めました。ゼレンスキー大統領は、ロシアの攻撃を防ぐためにパトリオットミサイルを求めていますが、今は供給が不足しています。
今後注目すべき点
- ウクライナとロシアの双方が、誰が攻撃を行ったのかを確認するかどうか。
- 警報アプリが完全に安全になり、元どおり動くかどうか。
- ウクライナが、支援国からパトリオット防空ミサイルをさらに受け取れるかどうか。
- ウクライナがロシアの石油精製施設への攻撃を続けるかどうか。
用語解説
- Air Alert
- ウクライナの空襲警報を知らせる公式の緊急警報アプリです。