DE — heise online
まだ「iPhoneの瞬間」ではない:Nothingの初のAIネイティブ製品は12月登場
デバイス2分で読めます
スマホメーカーNothingのCEO、カール・ペイ氏は、同社初のAIを中心に作られた製品を12月に発表する予定です。目的は、日常の話し相手ではなく、実際の作業を助けることです。
何が起きたのか
Nothingのカール・ペイCEOは、X(旧Twitter)で12月に新製品を発表すると明かしました。イヤホンでもスマホでもありません。同社として初めてAIを中心に作る製品です。ペイ氏はこれを、Nothingの製品らしい個性と思いやりを持つ「道具」と呼んでいます。新しい画面はなく、アプリとして作ることもできなかったと話しています。スマホと組み合わせて使う追加機器になる可能性もあります。
わかっていること
- 発表予定は12月
- Nothing初の「AIネイティブ」製品と説明されている
- 自分の画面はなく、スマホと並んで使う可能性が高い
- ペイ氏は「アプリでは作れなかった」と主張している
AI機器のこれまで
多くの会社が新しいAI機器づくりに挑戦してきました。Humane(ヒューメイン)の「AI Pin」は身につけるタイプの機器でしたが、広く使われませんでした。Rabbit(ラビット)の「R1」は2024年初めのCESで発表され、AI機器への期待を一時的に高めました。ペイ氏が「アプリにはできない」と言ったのは、このR1への皮肉と見られています。
なぜ大事なのか
ペイ氏は、「AIのiPhone」を探す動きは今のところ行き詰まっていると考えています。まずは、人が仕事を終えるための道具として、生産性の面で価値を示すべきだという考えです。また、AIには「文脈」、つまり話の背景になる情報が足りないことが多いと指摘します。そこで、コーヒーを飲みながらの会話など、日常の役立つ考えを拾い集める機器を考えています。それをAIが使えるようになれば、AIはもっと役に立つというわけです。
今後注目したい点
- 12月に出る公式な製品の詳しい情報
- 単独で使う機器か、スマホと組み合わせて使う機器か
- 価格と機能
- 会話やアイデアを本当に拾えるのかどうか
用語解説
- Nothing
- イヤホンやスマホを作るイギリスのテック企業。CEOはカール・ペイ氏。
- AI Pin
- Humaneが作った、服につけて使うAI機器。広くは売れなかった。
- AIネイティブ
- 後から付け足したのではなく、最初からAIを中心に設計された製品のこと。
- CES
- 毎年アメリカで開かれる、世界最大級の家電・技術の展示会。