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ユ・ギルサン韓国工大総長「AI革新・実践工学・破格の福祉の3本柱で全国トップクラスの就職率」
政策・産業2分で読めます
韓国の国立大学「韓国産業技術大学校(KOREATECH)」が開学35周年を迎えました。実習中心の工学教育で高い就職率を出していると発表し、AI(人工知能)を使った授業の計画も説明しました。
何が起きたのか
2日、学校は200人ほどの教授・職員・来賓を集めて35周年の式典を開きました。学長のユ・ギルサン氏は、今後100年で「偉大な大学」に成長したいと話しました。この学校は雇用労働部が設立した、工学と職業訓練に特化した国立大学です。
数字で見る大学の実力
- 就職率は82.8%で、韓国の一般4年制大学の中で最も高い。全国平均は62.8%。
- 11か月後の定着率(仕事を続けている割合)は89.6%。
- 大企業、中堅企業、公的機関、政府機関などの「良い仕事」に就いた学生は約49.1%。
- 今年の早期入試の競争率は13.20対1で、12年間で最も高い。
- 工学部の授業料は1学期あたり約238万ウォン。私立大学のほぼ半分の水準。
「実践工学」という教育モデル
この大学の特色は「実践工学」と呼ばれる教育法です。学生は授業の半分を理論に、残り半分を実験室や実習に使います。実験室は24時間開いています。3年生と4年生は4〜10か月間、企業で実際のプロジェクトに取り組めます。教授は産業界での経験が最低3年必要で、3年ごとに企業に戻って新しい技術を学びます。
なぜ大切なのか
韓国では若い人の数が年々減っており、多くの学生がソウルで勉強したがっています。首都の外にある学校が、高い就職実績と安い授業料を両立できれば、他の大学にとって新しい道を示すかもしれません。AI教育に力を入れる動きは、AIがあらゆる産業に広がるなか、大学も変わる必要があることを示しています。
今後注目したい点
- 新しいAI専攻と、1年生全員が受ける必修AI科目が計画どおりうまくいくか。
- AI学習プラットフォーム「K-LXP」がどう使われ、学生の役に立つと感じられるか。
- 若い人口が減り続けるなかでも、志願者が多い状態を保てるか。
用語解説
- KOREATECH
- 韓国産業技術大学校。工学と職業訓練に強い韓国の国立大学。
- 就職率
- 卒業生のうち、実際に仕事に就いた人の割合。
- 実践工学
- 理論と実習を半分ずつ行い、企業での実務経験も重視する、この大学の教育方法。
- K-LXP
- AIを使って学習を支える、学校のオンライン学習プラットフォーム。
- 早期入試
- 一般入試より前に行われる大学入試。ここでは志願者数と定員の比率を指す。
- 雇用労働部
- 韓国で雇用や労働、職業訓練を担当する政府の省庁。