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Google、学校の生徒向けAI機能を原則オフへ 「AIなしのGoogle検索」は選べず批判も
AI2分で読めます
Googleは、学校の生徒向けアカウントで生成AI「Gemini」などの機能を原則オフにすると発表しました。学校の管理者が必要なときだけオンにできる仕組みです。
何が起きた?
Googleは2026年11月3日、幼稚園から高校までの生徒向けアカウントで、「Gemini」や「Google検索」などのAI機能を原則オフにすると発表しました。学校の管理者が個別にオンにしない限り、使えない形になります。ただし、Google検索のAI機能だけを消すことはできません。そのため、AIを使わせたくない学校は、検索そのものも使えなくなります。
数字と大事なポイント
- 対象は「Gemini」「Gemini Notebook」「Gemini in Classroom」「Google検索」の4つ
- 適用は2027年初めからと、米New York Timesが伝えている(Googleは公式な時期を示していない)
- ニューヨーク市やロサンゼルスの公立学校は、今の学年度で生徒の生成AI利用を広く制限している
- Googleは同時に、答えを直接示さず考えさせる「Guided Learning」を、Google検索とGoogle Classroomに導入した
なぜ話題になっている?
Google検索には、結果の上に表示される「AIによる概要」や、対話形式で調べられる「AIモード」があります。学校はGeminiなどを消して検索だけを使わせることはできますが、この2つを個別に消すことはできません。Googleの教育部門のクリス・フィリップス氏は、検索とAIは深く統合されていると説明しました。
なぜ大切なのか
学校が生徒のAI利用を細かく管理できるようになる点は、前向きな変化です。一方で、AIを使いたくない学校は検索も手放すしかなく、選択肢が狭まるとの批判があります。ニューヨーク市のマムダニ市長は、特定の企業が公立学校にAIを押し付けようとしていると批判しました。Googleは、学校の選択肢を広げる変更だと反論しています。
今後注目したいこと
- Googleが数カ月以内に学校へ示す、詳しい設定方法と適用の内容
- AIを使わせない学校が、検索を使えなくなる問題にどう対応するか
- Guided Learningが米国の一部の学校での試験運用から、どこまで広がるか
用語解説
- Gemini
- Googleが開発した生成AI。質問に文章などで答えてくれるサービス。
- Google検索
- Googleが提供する検索サービス。今回はAIによる概要やAIモードも含まれる。
- AIによる概要
- 検索結果の上部に、AIが要点をまとめて表示する機能。
- AIモード
- Google検索で、対話形式で質問を重ねて調べられる機能。
- Google Classroom
- 学校で先生が課題を出したり、生徒が提出したりするためのGoogleのサービス。
- Guided Learning
- AIが答えを直接示さず、段階的な説明や問いかけで生徒の理解を助ける機能。